無知から生まれた奇跡の飲料

無知から生まれた奇跡の飲料
「ミラクルそいぐると」

スタッフ全員が食品製造を経験したことの無い、ズブの素人揃いの有限会社花立山農業研究所製造部(現株式会社ミラクルソイグルト)。
そんな素人集団を、支えてくれたのが福岡県工業技術センター生物食品研究所。

知人の紹介から、この生食研に泣きついて丸ごと大豆飲料「ミラクル大豆」はようやく発売に漕ぎ着けました。のもつかの間、「折角栄養豊富なミラクル大豆を誰にでも飲んで貰える飲料にしたい」、そう豆乳は好き嫌いが分かれてしまうのです。

どうしたら誰にでも飲んで貰えるか、あのヤクルトの様に。

これが、乳酸菌発酵大豆飲料「ミラクルそいぐると」の開発のきっかけでした。

どうせ作るなら、大手メーカーが真似できない商品を。
日本初!純植物性・完全無添加の乳酸菌発酵大豆飲料の開発が始まりました。

おからを出さない特殊な製法の「ミラクル大豆」を原料乳とし植物由来の乳酸菌「ラクトバチルス・プランタラム」の発酵テストが生食研と共同で始まりました。
その糖質添加率の実験の最中に、糖質の量と発酵スピードが比例しない事に気付いた我々は、「糖質無添加でも発酵するのではないか」と考えました。
生食研の担当に相談すると、「乳酸菌は糖を資して増殖するのであり得ない」と一括。専門的知識の無い我々は、「発酵する」を信じてテストを繰り返しました。
説明図
そう、確かに乳酸菌は糖質無添加でもある条件さえ与えれば発酵をするのです。このある条件が(特願2015-224153)です。

ならば、乳酸菌は何を資して増殖するのか。我々はまた仮説を立てます。
高分子大豆イソフラボン(グリコシド型)に結合している糖(グルコース)を食べてるんじゃない?
通常の大豆製品に含まれる大豆イソフラボンの80%近くはこのグリコシド型でそのグリコシド型の80%は体内で吸収されずに排出されている。もったいない話です。

では、このグリコシド型と糖質の結合していない低分子大豆イソフラボン(アグリコン型)の比率が変化していたら、乳酸菌はグリコシド型の糖を食べているこ事の証明になる。
生食研の力を借りて、大豆イソフラボンの定量検査を繰り返します。

結果は・・・。

なんと変換比率は90%を超えるデータも。
「ミラクルそいぐると」内に存在する大豆イソフラボンは吸収し易いアグリコン型が大半を占めているのです。

特許情報を調べるとヤクルトさんが同様の変換比率を55%で特許申請されており、我々はやや謹んで65%の変換率で特許を申請。
(特願2017-091972)
食品中の大豆イソフラボン比率
この2件の特許は福岡県と共同出願となっており、商品化された「ミラクルそいぐると」は平成29年福岡県6次化商品コンクールで最高賞の「県知事賞」を受賞し、生食研の担当者は知事表彰を受けました。

専門的知識のない我々だからこそ成し得た、奇跡の飲料「ミラクルそいぐると」の誕生です。